1993年、スウェーデンの工業都市ファルゲシュタの5人の若者が、ランディ・フィッツシモンズなる人物から日時と場所が書かれた手紙を受け取る。1年後、彼に導かれて地元でライヴを行うようになったバンドは、その破天荒なライヴで評判を呼び、Burning Heart Recordsと契約。まず傘下のSidekicks Recordsより1996年ミニ・アルバム「OH LORD! WHEN? HOW?」でデビューするが、あまりの反響の大きさから即Burning Heart本体へ移り、以降2枚のアルバム(1997年『ベアリィ・リーガル』、2000年『ヴェニ・ヴィディ・ヴィシャス』)とシングル数枚を発表。
2001年秋、元クリエイションのアラン・マッギーの新レーベルPoptonesよりイギリスでコンピレーション・アルバム『ユア・ニュー・フェイヴァリット・バンド』を発表し、イギリス音楽シーンに大旋風を巻き起こした。その勢いは日本にも飛び火し、2002年5月に『ユア・ニュー・フェイヴァリット・バンド』が日本リリース、夏にはSUMMER SONICに出演。
2004年7月には3作目のオリジナル・アルバム『ティラノザウルス・ハイヴス』がリリースされる。米Rolling Stone誌、英Q誌、NME紙は今年に入るなり期待のアルバムとしてカラー記事を掲載。3月のSXSWではすでに新曲を披露。6月2日売り号のNMEは表紙フィーチャー、6月3日ロンドンのエレクトリック・ボールルームでのライヴはチケット即完。夏には各国のフェスティヴァルに出演、再びSUMMER SONICにやってくる。新調したブラック&ホワイトの衣装で熱いステージを繰り広げるだろう。
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